安心・おすすめのゴルフ保険を徹底リサーチ!
ゴルフは老若男女問わずできるスポーツ。「妻や子どもを誘ってみたら、乗り気ではなかったのにいつの間にか夢中でやっていた…」なんてこともよく聞く話です。家族共通の趣味ができたところで、検討したいのがゴルフ保険。万が一のトラブルに備えて加入しておけば安心、そんなファミリー向けのゴルフ保険を紹介します
夫・妻・子どもと1人ずつゴルフ保険に加入していては、総額でかなりのコストとなってしまいます。携帯電話会社のプランのように、家族みんなで加入すれば割引になるゴルフ保険はあるのでしょうか? ゴルフ保険の家族割についてチェックしていきましょう。
結論から言うと、加入している本人以外に、配偶者・自分の子ども・別居している未婚の自分の子ども・加入者の6親等以内の親族・配偶者の3親等以内の姻族を追加できるゴルフ保険も販売されています。家族としてゴルフ保険に追加加入させた場合、本人以外の家族1人当あたりの保険料を軽減させることも可能です。
個人でそれぞれ加入するよりもおトクな家族割、ぜひ有効活用したいプランですね。
ゴルフ保険には1日単位で加入できるプランもあり、その保険料は300円からとかなり低額。しかし、家族旅行で数日間ゴルフに出かけたとし、家族全員がゴルフ保険に1日ずつ加入すれば、その保険料は人数や日数に応じて増えていってしまいます。
ゴルフ保険の家族割プランにはわずか1,900円で1年契約できる商品もあり、1日保険に続けて加入するよりも結果的に総額では安くなることも。ゴルフ保険の家族割を活用すれば、1日プラン以上のコストパフォーマンスも期待できます。
賠償補償・ゴルファー自身のケガの補償・ゴルフ用品の損害・ホールインワン・アルバトロス費用など、ゴルフ保険契約者と同じ内容の補償を、新たに追加された家族も受けられるプランが人気となっています。
しかし格安で加入できる反面、その補償額・支払限度額は低水準となるデメリットもあります。ゴルフ保険に家族を追加するにあたり、プラン内容と補償額をしっかり確認してから加入することが大切です。
「打ったボールが他人に当たってしまった」「ゴルフクラブが盗まれた」、ゴルフではそんな事態が誰にでも起こりえます。もしもに備えて家族・夫婦でゴルフ保険に加入しておけば、気兼ねなくリラックスしてゴルフを楽しめ、家族の思い出作りにもつながるでしょう。
ゴルフ保険を適用できる被保険者となる範囲は、保険サービスによって異なります。申込者とその配偶者を被保険者とする夫婦型。さらに申込者の兄弟や両親、配偶者の兄弟や両親を含む二親等までを被保険者とする保険が一般的です。 なかには三親等と幅広い保険の範囲を拡張しているサービスもあるので、ご自身のゴルフプレー環境に合わせてチェックしてみましょう。
ゴルフ保険も生命保険と同じように、生命保険の保険金受取の範囲に「配偶者及び二親等以内」と設けているのが一般的。しかし、中には婚約者や内縁の妻という家族のあり方も少数ながらあるはずです。このとき、保険金の受取人に指定できるでしょうか。 残念ながら婚約者や内縁という関係は、法律上の婚姻関係に認められていないため、保険金の受取人には指定できないでしょう。
ファミリー向けのゴルフ保険を取り扱っている、保険会社3社をピックアップしました。料金プランや補償内容をそれぞれチェックしてみましょう。
まずは損保ジャパン日本興和のゴルフ保険「ファミリータイプ」について紹介します。
ゴルフの練習・競技・指導中に第三者に対してケガを負わせてしまったり、物を壊してしまったりした場合の支出に対する補償です。ゴルフ場の施設内であれば、着替え・休憩・食事・入浴などの時間においても、補償適用の範囲内となっています。
ただし、示談交渉については保険担当者のアドバイスを受けられますが、契約者自身で進めなければなりません。
ゴルフ場敷地内にて、突然の事態によるケガを負った場合に対する補償です。死亡保険・後遺症傷害保険・入院保険・通院保険など、項目ごとに保険料が支払われます。
ゴルフ場敷地内でのゴルフ用品の破損や曲損、盗難が対象となります。ゴルフボールに関しては、他のゴルフ用品と同時に盗難にあった場合のみ補償されます。
日本国内のゴルフ場もしくはゴルフ競技会にてホールインワンまたはアルバトロスを達成した際に生じる、さまざまな支出を補償する保険です。贈呈用記念品の購入費用・祝賀会費用・ゴルフ場への記念植樹費用・同伴キャディへの祝儀など、慣習として必要となる費用が対象となります。
こちらはアマチュアゴルファーのみに対応しており、プロゴルファーは補償の限りではありません。
損保ジャパン日本興和のゴルフ保険「ファミリータイプ」には、保険料と補償額がそれぞれ異なる3つのコースが用意されています。年間の保険料が高額なコースになるに応じて、補償内容も手厚くなっていきます。
契約者本人 | 家族(追加1名あたり) | |
---|---|---|
年間保険料 | 5,000円 | 1,900円 |
損害賠償の補償額 | 3,000万円 | 3,000万円 |
本人のケガ | 734.9万円 | 367.4万円 |
ゴルフ用品の損害 | 15万円 | 7万円 |
ホールインワン・ アルバトロス費用 |
20万円 | 10万円 |
契約者本人 | 家族(追加1名あたり) | |
---|---|---|
年間保険料 | 7,000円 | 2,590円 |
損害賠償の補償額 | 5,000万円 | 5,000万円 |
本人のケガ | 854.9万円 | 427.4万円 |
ゴルフ用品の損害 | 21万円 | 10万円 |
ホールインワン・ アルバトロス費用 |
30万円 | 15万円 |
契約者本人 | 家族(追加1名あたり) | |
---|---|---|
年間保険料 | 10,000円 | 3,470円 |
損害賠償の補償額 | 1億円 | 1億円 |
本人のケガ | 914.9万円 | 457.4万円 |
ゴルフ用品の損害 | 51万円 | 12万円 |
ホールインワン・ アルバトロス費用 |
50万円 | 25万円 |
損保ジャパン日本興和のゴルフ保険「ファミリータイプ」は、家族を追加するにあたっての保険料は1名につき1,900円からとなっています。契約者本人の保険料の半額以下となっており、それぞれが個別にゴルフ保険に加入するよりもかなりお得です。
自身のケガや用品損害補償などにおいては契約者本人を下回る補償となりますが、賠償責任については同水準と安心できる保険内容となっています。
業界大手の三井住友海上が販売するゴルフ保険『ネットde保険@ごるふ』にも、「ゴルファー保険家族特約」が用意されています。
“●ご家族も同時に1保険申込書でご契約いただけます(ゴルファー保険家族特約をセットします。)。この場合、最も年間プレー数の多い方を記名被保険者(本人)とし、記名被保険者(本人)のご家族を被保険者に追加することができます。ご家族1名ごとの保険料は記名被保険者(本人)の保険料より割り引かれます。“ー三井住友海上公式サイトより引用
http://www.ms-ins.com/pdf/personal/travel/golfer.pdf
割引された保険料にて家族をゴルフ保険に追加加入させられる旨が、このように公式パンフレットにも記されています。
三井住友海上のゴルフ保険は、補償内容の手厚さとリーズナブルな保険料で非常に人気の高いゴルフ保険です。保険料と保険額の詳細をご確認のうえ、加入検討してみてはいかがでしょうか。
三井住友海上のゴルフ保険家族型保険には、保険料と補償額が異なる5つのプランが用意されています。年間に支払う保険料が高くなるに応じて、補償の内容も手厚くなっていきます。 それぞれのプランの保険料と補償限度額をチェックしていきましょう。
契約者本人 | |
---|---|
年間保険料 | 6,000円 |
損害賠償の補償 (限度額) |
1億円 |
本人のケガ(限度額) | 280万円 |
ゴルフ用品の損害 (限度額) |
27万円 |
ホールインワン・ アルバトロス費用 (限度額) |
20万円 |
契約者本人 | |
---|---|
年間保険料 | 9,000円 |
損害賠償の補償 (限度額) |
1億2,000万円 |
本人のケガ(限度額) | 290万円 |
ゴルフ用品の損害 (限度額) |
29万円 |
ホールインワン・ アルバトロス費用 (限度額) |
40万円 |
契約者本人 | |
---|---|
年間保険料 | 11,000円 |
損害賠償の補償 (限度額) |
1億5,000万円 |
本人のケガ(限度額) | 390万円 |
ゴルフ用品の損害 (限度額) |
34万円 |
ホールインワン・ アルバトロス費用 (限度額) |
50万円 |
契約者本人 | |
---|---|
年間保険料 | 14,000円 |
損害賠償の補償 (限度額) |
1億5,000万円 |
本人のケガ(限度額) | 400万円 |
ゴルフ用品の損害 (限度額) |
36万円 |
ホールインワン・ アルバトロス費用 (限度額) |
70万円 |
契約者本人 | |
---|---|
年間保険料 | 18,000円 |
損害賠償の補償 (限度額) |
2億円 |
本人のケガ(限度額) | 450万円 |
ゴルフ用品の損害 (限度額) |
33万円 |
ホールインワン・ アルバトロス費用 (限度額) |
100万円 |
三井住友海上のゴルフ保険家族型のプランは契約者本人以外に、家族を被保険者に加えることが可能です。このとき追加する被保険者は、通常の1名分の保険料から割り引いて算出されるので、個別に加入するよりもお得に補償が受けられます。 具体的な割引率は取り扱い代理店に問い合わせてみましょう。